大きな北国での小さな日常。

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遠回り。

あっという間に今週が終わる(今日は木曜日)。

結果がすでにわかっていて、そこに至るまでの手順を習う授業での実験と違い
何がどうなるかわからない「現役研究」な環境に身を置いていると、本当に時間の経つのが早い。

四六時中実験室に缶詰という訳ではないのに、バタバタと走り回っているうちに一日が終わってしまう。

優等生ではないというハンデは愛想と小回りの良さでカバー。
驕ることなく、見栄も張らず、わからないところは素直に「わかりません」と教えを乞い、その教えてもらった部分の再確認に
何度も何度も論文に目を通し、脳裏には常に「なぜ?」「どうして?」「どうなるの?」
これらの言葉を常備させ、少しずつ少しずつ己の知識を増やす日々。

普段の学期とは全く違う充実感ですよ。ええ。


脳味噌の世界は、実は高校生の頃から興味があった。
まだ東大・解剖学の現役教授であった養老猛司氏の著書を、今はなき夕陽丘図書館で数冊借りて
わかったようなわからないような、だけど「とにかくこの世界は面白い」ということだけは
ヒシヒシとわかるようになった。
でも当時はその方面へ進学するには、旧帝大系の医学部しか道がなく、あっさり断念して幾年月。
その間、全く別の世界で生きてきた。

しかし今、私はここにいる。


とにかくスタートラインには到着した。

どう走るか。ゴールはどこか。

それは今後の私次第。



本日の論文覚書

Robert J. Sutherland, et al: Growth Points in Research on Memory and Hippocampus
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コメント
おはようございます。そちらはこんばんは、ですね。

高校生から養老先生ですか。わたしはウルトラ文系でずーっと過ごしてきたので、唯脳論もなかなか難しいです。でもとっても面白いですね。何というか、仏教的な見方をされてるように思われるところもあったり。

脳関係の記事、また楽しみにさせていただきます。
2006/05/12(金) 16:21 | URL | shiba #-[ 編集]
>shibaさま

こんばんわです。
現地時間は只今 8:30pm なのですが、日本より緯度が高いため
まるで夕方のような明るさです。

>高校生から養老先生ですか。

あはは(苦笑)
何をきっかけに養老先生を知ったのか、さっぱり記憶にないのですが
その時期の青少年にありがちな「私は人と違うのよ」といった
自己顕示欲からくる行動でしたので、借りまくって読みまくったにも関わらず、今となっては肝心の中身が思い出せません(笑)

でもその中の一冊に、作家・島田雅彦氏との対談集
「中枢は末梢の奴隷」というのがありまして、この題名にビビッときたといいますか
今の私の原体験になっています。
ま、これも内容はさっぱり記憶にございませんが(笑)

>何というか、仏教的な見方をされてるように思われるところもあったり。

実は「哲学」は脳味噌学科の必修科目です(まだ未修)。
神経回路を始めとする脳の仕組の研究は、一見すれば完全なる科学の世界ですが
元を手繰れば「今、私が見ているこの世界は何?」という質問を解く方法の一部だと思うので
つまりそれは「自分探し」という作業となり「人間とは?」「己とは?」といった
禅問答に繋がっていくのではないでしょうか?
養老先生はよく平家物語や方丈記の一説をよく用いていらっしゃいますが
まだほんの末端とはいえ、脳の世界に足を踏み入れた今では
これらの文章の訳以上の意味が(感覚的に)理解できそうな気がします。

>脳関係の記事、また楽しみにさせていただきます。

現在進行形の研究なので「全貌が明らかに!」というわけには
いかないのですが(笑)
出来るだけ「密着!24時間大阪府警!!(違う 笑)」レベルくらい辺りまでは目指したいと思っています。
こちらこそよろしゅうに。
2006/05/13(土) 19:41 | URL | やまざき #-[ 編集]
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