大きな北国での小さな日常。

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日々修行。

前回でわざわざ予告編を仕掛けておきながら、残業続きと宿題に追われてなかなか手が回りません。

ええ、宿題。
Nさんから宿題が出たんですよ。

来週から始まる神経形成解析の実験に備えて「理解しておいてね」と、2件の論文が送られまして。

それぞれ2~3ページだからさぁ。そんな難しく考えなくてもいいよ♪

はーい。

早速、自分のメールボックスを開いてチェックすると、確かに2件のPDFファイルが添付されていましたさ。でもね。

それぞれが20ページと11ページなんですけど。

やられたー
まんまとダマされたー うがー

Take your time♪(ぼちぼちとやっとくれ)

さらに今週は、1タームの実験が終了したねずみちゃん達の手術に明け暮れています。
記憶・学習を司る海馬(hippocampus)と、その周辺細胞にNMDA受容体(NMDA receptors)他、数種類の化学物質を投入。
そして再度、同じ実験をして、ねずみちゃんが過去の実験で憶えた画像をどれだけ思い出させることが出来るか?(Visual Discrimination)というのが一連の流れ。

ちなみにNMDA受容体とは、興奮性物質であるグルタミン酸の受け皿。つまりこれが投入されるということは、神経伝達が過敏になるので過度の刺激が脳細胞にどれだけ影響があるのかを調べるためによく使用される。興奮性物質が多く発生すると、細胞内には大量のカルシウムイオンが流入する。普段の食生活には欠かせないカルシウムだけど、それが細胞内となると話は別。摂取過剰な場合、最後には細胞を破壊してしまうそうな←これらの仕組についてはまだまだピンときてないので要復習。

とにかく↑のために一匹ずつ頭部を開いて、ドリルで頭蓋骨に穴を開けて、海馬周辺のそれぞれの部位に0.0004mL(0.4μL)のNMDAを5分間かけて注入して、終わったら傷口を縫合する。
これを朝の9時から夜の7時まで。てか、予定しているねずみちゃん達の手術が終わるまで。

ええ、やりましたさ。
注入以外は全部やりましたさ。
簡単なようで一番難しかったのが縫合でしたさ。
でもちゃんと結び方も習ったさ。人間にやるのと一緒だってさ。
明日もやるんだってさ。

お家に帰ってママさんに話したら

おー まい ごっと


それでも気分はすっかりブラック・ジャックなやまざきさんです。


本日の論文(まずは11ページの方から):

Lee A. Shapiro, at el: GFAP-expressing radial glia-like cell bodies are involved in a one-to-one relationship with doublecortin-immunolabeled newborn neurons in the adult dentate gyrus

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