大きな北国での小さな日常。

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出会いとタイミング

今学期は3教科履修してると、ここでも何度か書いているが
実は、もう一つ「認識心理学(Cognition and Perception)」を受講している・・・・・といっても正式登録していないので、ひっそりと教室に潜り込んで、一番後ろの座席でこっそりと聞いている。

本当は、このクラスはすでに前学期に履修済。
だけど本気で「もっと勉強したい」と思ったで、もちろん
過去の科目は本気じゃなかったというわけではないけれど、
なんていうか「将来、この分野で食べていけたらな」と感じたから。

「認識心理学」というのは、視覚や聴覚などの五感についてであったり、記憶の仕組であったり、サブリミナル効果の話しだったり、一言で言えば「脳味噌を通じて見る私達の世界」の研究である・・・・・って、わかりにくいなぁ。

例えば、風景画などで遠くにあるものは遠くにあるし、近くにあるものはちゃんと近くにあるように描かれてる。
でもそれって、よくよく考えてみたら変な話だったりする。

だって、絵って「平面上」の世界でしょ?
私達が現実に生きている「3次元」ではなくて「2次元」でしょ?
だけどなんで、2次元世界で奥行き(=距離)を感じることが出来るわけ?

こんな疑問に「なんでだろー?」と考えるのが「認識心理学」の分野。
つまり

「私達が生きてるこの世界は、実は脳味噌が作り出してる世界なのではないか?」というのが、この分野のコンセプト。

こんな哲学思想と紙一重な世界に、ずぼっとハマッてしまった私。
この奥深そうな世界の、もっと奥深くまで行ってみたいと思った私。
だから今学期、こっそりひっっそり授業に潜入している次第。
だが、奥が深い世界故に、それを扱う教授の力量が試される講座でもある。

私が「認識心理やりたい!」と思ったきっかけは、前学期の教授の存在が大きい。
とにかく授業が面白かった。ユーモアのセンスもあって、でも軽薄ではなく、毎回その日の授業ポイントがはっきりしていたし、生徒からの質問もドンドン受け付けて、とにかく全員がキチンと理解できるまでとことん説明してくれた。
心理学教授になる前はエンジニアだったせいか、言葉もいつも明瞭で
「ボクは教科書のセオリーには興味がない。大事なのは問題に対する解決策を考えることだ」が口癖の通り、教授のテストは定義の本当の意味をわかっていなければ解けないものばかりだった。

それでもついていけたのは、脳が持っている「底知れない可能性」の魅力を教えてくれたからだと思う。

今学期の授業は、同じ題材を違う先生が受け持っている。
違う先生のアプローチもまた新鮮であり、それこそ目的の
「深く知る」チャンスではないか。なんて、考えていた。

だが、ぶっちゃけて言う。

今学期の先生、何が言いたいのかさっぱりわかんねー

すでに習った単元であるはずなのに、メインにしているポイントがまるで違う。
というよりも、明らかに「中心となるべきトピック」から外れた講義をしている。

つ、つまらん。

周囲を見渡してみても、ほとんどの生徒の顔に「退屈」の文字が浮かんでいる。
前学期はこんなことはなかった。スライドが変わる度に、身を乗り出して次の言葉を待っている状態だった。
もし今学期に始めて認識心理学を習ったとしても、きっと「もっとやりたい」とは思わなかっただろう。

先生だって人間だし、授業の相性もあると思う。
現に、今学期の先生は前学期の先生よりもキャリアがある人だから
研究者としての経験値はかなり高い。
でも教育者としてはどうなんだろう?

自分の持っている豊富な知識を、いかに生徒に伝えるか。
いかに生徒に興味を持ってもらえるか。
その生徒の中から、新たな自分の後継者が出来るチャンスかもしれないのに。

こうはいいつつも、出来るだけこの授業には出ようと思う。
もしかしたら、目からうろこなアプローチを知ることになるかもしれないけれど、とにかくこの程度のことじゃ諦めないぞと思うほどに
この世界に取り付かれてしまったのが本当のところだ。
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