大きな北国での小さな日常。

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運命の人。

例年以上に苦労しまくった今学期。やっと終了しました。お疲れさん、私。
ひーひー言ってた甲斐あったのかどうかは定かではないですが
Biology 以外の科目はA+にBと、予想以上の出来でした。

えぇ、Bio以外はね。

来年秋の学生生活最後の締めくくりに再履修するかもしれません。
でも同じ先生では絶対に受講しません。

えぇ、そのくらい悪かったんです。
私の成績表の立派な汚点になりました。ちっ。
それはさておき。

実は今日は友人夫妻と共にちょっくら日帰り遠出をしてました。
ほんの30分前に帰ってきたところです。

バレエを観に行ってました。
クリスマスの季節のバレエといえば「くるみ割人形」。
数あるチャイコフスキーのバレエ音楽でも超有名な演目です。
きっとこの時期ならいろんなバレエ団で演じられているかと思います。

ですが、同じくるみ割人形でも「この人が踊るくるみ割人形が観たい!」と
拘った故に一番高いチケットで購入して挑んだ今日。

その人の名前は「服部有吉」さん。

彼を知ったのは偶然に観た3年前の情熱大陸
「成人男性にしては小柄な身長(162cm)であるにも関わらず、東洋人初のソリストとなった」が
彼を説明するに相応しい一文だけど、それよりもなによりも彼のしなやかで
それでいて躍動感溢れる美しい動きに、番組中終始釘付け。

まさに「一目惚れ」。

しかし彼はドイツ。私はカナダ(その年にカナダに渡った)。
到底、観る機会はないだろうと、かなりがっかりしたことを覚えている。
だけど今年の夏、日本に戻った際にこれまた偶然に観たトップランナー
彼が出ているではないですか。
まだ少年の面影が残っていた情熱大陸の頃に比べて
すっかり青年の顔つき・身体つきになっていたけど、ダンスには優雅・華が加わっていて。

彼の著しい成長+努力の賜物を、テレビを通じてとはいえまた観ることが出来ただけでも
充分満足だったのに、番組内でドイツからカナダのバレエ団に移籍したと話していてさらに仰天。
一緒に観ていた妹に「お姉ちゃん、観れるんちゃうん?」と言われたけど、それでもどうせ
トロントやモントリオールなどの大都市だろうと思っていた。

が、実際は地元のバレエ団。私の所在地から車飛ばせば2時間ほど。

これぞまさに運命。
八百万の神々が「これで観に行かなかったらアホやで、あんた」と、耳元でささやきまくる。

そしてチケット発売日をチェックして即日入手。
ヘビーすぎた今学期、何度もチケットとカレンダーを交互に眺めては己を奮い立たせた日が
何度あったことか。また楽曲を聴いては「どの曲で踊るんだろう?」と
想像するだけで気持ちがワクワクしまくり。前夜にいたっては興奮の余りなかなか寝付けず。


前置きが長くなりました。


まず劇場の見事な音響設備&重厚な内装に感動。我が街にはあり得ない。
それだけで膨らむ期待。もちろんその期待は裏切られることなく
序曲の一音のあまりの音の良さにそれだけで目がうるうる。
さすが本物は違うわ。これでこの金額(S席クラスで9千円弱)は安すぎる。

そして、有名曲オンパレードの2幕で彼が登場(1幕でも出てたけどメインではない)。
踊った曲は「トレパック(ロシア人の踊り)」。

3年越しで思い焦がれた人が目の前で踊っている。

と言うと非常に大げさですが、1分ほどの曲の間、果たして私は息をしていたのだろうか?と思うほど
全神経を集中させて彼を凝視してました。

美しかった。キレがあった。華があった。
彼よりも背の高いパートナーと、開脚ジャンプの高さが一緒。
また彼は曲を徹底的に聴きこんでいるんだと思う。
音のリズムと動きのリズムが完璧にシンクロしていてブレることが全くなかった。
そして何よりも「踊ることはこんなに楽しい」ことを、まさに身をもって表現していた。

楽曲中、一番短い曲だけど一番の魅せどころだったと思う。
その証拠に拍手は一番大きかった。カーテンコールでの彼に対する歓声も一際大きかった。

「海外で頑張っている日本人」と言ってしまえば話は早いかもしれない。
実際、彼はその小柄な身体ゆえ、実力とは別の次元で相当な苦労をしたと聞く。
だけどそういうお涙頂戴的な同情エピソードを抜きにしても、彼のダンスは素晴らしかった。
くるみ割人形の中で私が一番好きな「Final Waltz」で踊る彼を観て、自分はまだまだだと思った。
いや、思い知らされた。

努力とか苦労とか勉強とか、疲れたとかこれからどうしようとか、なんかその他諸々のことも
全部ひっくるめて「私はまだまだだ」と。

彼に会えて本当によかった。
また会いに行きます。必ず。
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