大きな北国での小さな日常。

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意外な展開。

今週はなぜか普段よりも増して睡眠不足感が否めない一週間でした。
新聞配達があるので起床時間は5時過ぎとはいえ
最低でも6時間睡眠は確保してるんですけどねぇ←つまり22時には就寝。

新しく追加になった研究所仕事が Microscope を使って画像撮影ということで
半日はモニターとにらめっこだから、余計に疲労度が増しているのかも。

そうそう、先日からトラブっていた実験のことですがなんとか解決の糸口が見えてきた模様。

研究所内ではバッファー・2リットルがデフォルトなのだけど、厳密に言えば作り方は
「計量した試薬に2リットルの水を入れる」のと「計量した試薬分を含めて2リットルにする」のと
2種類の方法がある。
私の作り方は後者。つまり試薬容量分だけお水が少なくなるから、実際のお水は2リットル以下。
そして前者は試薬容量+2リットルだから、全体容量は2リットル以上。

そもそもバッファーの役割は、細胞のpHレベルを一定に保つことだから上記のように
作り方は違っていても、実験中細胞に問題なければOK。
要はバッファー自身のpH値が安定していればどの方法で作っても問題なし。

しかし厳密に言えば、それぞれの方法で作られたバッファー内試薬の濃度は違うはず。
だってお水の量が違うんだもの。
だから別の研究室のラボテクニシャン達に確認したものの、全員私と一緒の方法。

んー。
何が悪いのかしらー

と、ラボに置かれた私が作ったバッファーを手にとってみたら、底に白くて光るものがゴロリと。

結晶化してるやん!

ってことは、室内の温度が極端に下がったということ。

当初の推測では「水の品質」を疑ってたのだけど、ここは一旦アプローチを変えて
元が同じ細胞を2種類用意、それらをそれぞれ2種類に分けて、さらに問題ありのバッファーと
コントロール用のバッファーに投入。
これと同じ組み合わせのサンプルをもう一つ作って、一つはいつも使用している Sラボ室内
(=結晶化された場所)に、もう一つは研究所共通の実験室に置いてみた。

結果。

Sラボ室内の細胞はトラブった時と同様、細胞はモロモロに。
片や実験室の細胞はどちらも正常な状態のまま・・・・・問題ありのバッファーなのに問題なし。

そもそもなんで共通実験室を使わなかったかというと、共通であるが故に平日は人の出入りが激しい。
つまり、出入りが激しい→ドアの開閉数に従って室内温度が変化する。
反対に週末は誰もいないから、相対的にみて1週間の室内温度の差が激しくなる。
だから「一定してるであろう」自分の研究室内で行っていたのだけど、どうもそれが裏目に出たっぽい。
バッファーを始めとする試薬が空調温度で蒸発しないように、共通実験室よりは少し低めに
温度設定をしているのだけど、その空調の風流が直接私のバッファーに当たってたみたいで
だから結晶化、最終的にバッファーの濃度が変化したんじゃないか。

が、今回の結果で私が出してみた結論。

てか、こんなことってありえるの? 
意外な展開になってしまって、自分でもびっくりですわ。

念のため同じ状況で、もう一回サンプル取ってみるべきかなぁ。

これぞまさに It's Science といえるんだろうけど
そう言いきれるほど精神的余裕はまだないわー

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