大きな北国での小さな日常。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

技術と誠意で豊かな未来

来週は2件ほど Candidate Talk というのが開催される。
直訳すれば「候補者のトーク」。
つまり、うちの研究所で働きたいと応募して来た人達による
「自分はこんな研究をやってます」発表会。

応募者によるこのプレゼンは、今年に入って既に3回目。
どれも全部、我がMラボ所属希望。
どこまで増殖するんだろ、うちのラボ。

そんな候補者さんの一人になんと日本人が。
採用されたら研究所で初の日本人PI。研究所内日本人人口が二人に増えるわー。
事前にその方のCV(Curriculum Vitae:履歴書)をチラ見させてもらったのだけど
今までの私の人生で、こんなハイクラスな経歴を持った人とお知り合いになる機会が
あっただろうか、いやない。あるわけない。というほど凄い方。

でも実際にご本人とお話してみると、非常に気さくな物腰も柔らかく
外見からも「人格者」という雰囲気が滲み出ている人だった。

ホントにいるのねー
こういう人間性も頭脳もハイクラスな人。

そんなことをしみじみと痛感しつつ、話題は自然とカナダ(北米)と日本の研究業界について。

過去にもうちの学校の脳味噌学科には日本人が何人かいたけど
(その年の日本人専攻者は私だけ。だから同期はいない)
「全員、日本に帰って日本の大学院に進学したんですよねー。
 なので、こっちに残ってるのは私だけなんですー」と、話したら
「あ、そうなの?」と、少しビックリされていた。

やはりこの脳味噌業界。
同じ脳研究でも、日本はタンパク質を始めとするバイオ系の研究が多いけど
行動認知学的視点のリサーチだと設備や実績、そして研究環境は北米が数段上だとか。
あと「こっち(北米)の方が余計な気を使わなくていいよ」

あぁ、やっぱりそこか。。。。

いくつか読ませてもらっている日本人研究者さん達のブログでも
いわゆる日本社会独特の「しがらみ」については苦労されてるみたい。
それぞれ表現は違えど「研究業務以外のことでの消耗」が
日本の研究業界を語る上での裏テーマになっているのだろう。
特に女性研究者にとっては男性研究者以上に、毎日がそのしがらみとの戦いっぽい。
また金銭面でのサポートも北米とは雲泥の差。。。。。。
日本では研究者の社会的地位は非常に低いってのは本当だったよ、ひなたちゃん←私信。

研究職って所詮は道楽と思われてるのかねぇ?
実際、日本にいる知り合いもそんなニュアンスなことを言った人がいたし。
だから2回もリコールされるんちゃうけ??

でもそう思われるのもしょうがない。。。。。。。のかぁ??

ここでも何度か言ってるように「だから日本はダメなのよ」という結論は
極力使いたくないのだけど、何一つ懸念のない最高ランクの経歴(学歴も含めて)を
持ってる人が日本の現状についてそう感じているのだから、まだ当分は
「帰国して研究職」という選択肢は考えない方向で行くべきか。
いや、場合によっては一生なしの方向かもね。

私自身、自分の糧に困らなければカナダでもカナダ以外でもどこでもいい(強いて言えば
ヨーロッパ圏に行きたい)のだけど、自分の祖国が一番その可能性が低いってのがねぇ。
それも非常に悲観的な理由で。

いっそのこと、日本へは帰国ではなく「来日」って言われるようにしたろかな←外タレか?

そのためにもまずは自分のスキルアップ、レベルアップと。

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

やまざき

Author:やまざき
萌えに意味なんてなくてOK

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
最近のコメント
Mail Form

名前:
メール:
本文:

リンク
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。