大きな北国での小さな日常。

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唇を噛み締めた時 懐かしい歌が聞こえる

今週は1週間のうち、月曜日から木曜日までが実験手術だったという
まさに体力の限界に挑戦!なスケジュール。
特に月曜日は、トレーニングセッションと称された
新しい手術テクニックを教えてもらうという名目で
大ボスに招待された別大学の教授が執刀。練習なしの一発本番。

いやー、緊張した。

執刀当日の朝に「はじめまして」と、ご挨拶。
その後、実際の手術の手順を説明してもらい、頭の中でイメージトレーニング。
今回習う新テクニックは、従来の頭蓋骨を開けてそこに電極デバイスを装着する類いではなく
筋肉が「収縮⇄弛緩」した際の放電値を筋肉から直接計測するもの。

例えば、腕をダランと伸ばした状態(=弛緩)だと神経シグナルは発生していないことなので
筋放電は発生しない。が、そこで本を持ち上げた場合、筋肉に動きが出る(=収縮)から
そこの筋放電値を計測すれば、どんな種類の運動を筋肉が行なっているのか。
そして同時に、どういった神経シグナルが特定の運動機能に結びつくのか。が把握出来る

。。。。はず。

このプロジェクトにはあまり関わってないので、この説明で上手く伝わっているのかどうか
甚だ疑問だが、ここはこれにてご勘弁を。ということで。

で、実際の新テクニックを間近で見ての感想。

ほぉぉーー←大感嘆

本来、このテクニックはお猿さん用に使われていて、ゲスト教授も
「お猿に比べて、ねずみちゃんはやっぱり小さいねぇ」と、仰ってたが
さすが一つのことに秀でた方は順応性も早い。手元はサクサクとテンポ良く進んでいて
アシストしながら見とれてしまったことが何度か。

世の中は広いなぁ。。。。。

またこの教授。その道の第一人者であるにも関わらず、とても気さくな人格者で
トレーニング終了後の歓迎夕食会でも、ユーモア溢れる話をたくさんして下さって
あたしゃ、すっかり教授ファンになった次第。

学閥重視の日本の大学だと、研究者はなるべく同じ大学内で育った
いわゆる生え抜きを重宝する傾向があるが、北米の考えは全く逆。
一つの機関に長くいるな。できるだけ転々といろんな場所を渡り歩いた方がいい。
という考え方。実際、いつぞや大ボスに私の院進学について相談したところ
「やまざきはここの卒業生でしょ?だったら院は別のところへ行きなさいね」と
サクッと言われてしまったので、今後大ボスの下で院生になることはない。

今回の件で、大ボスの、そして北米教育の「可愛い子には旅をさせろ」精神がよくわかった。
同じ研究トピックでも、そのアプローチ法はそれぞれの研究室で違うのはもちろん
視点や観点も全く異なる。そんな研究室を転々と渡り歩く度に新しい技術が学べるのなら
最終的に「研究者」としてどちらがいいかといわれれば、そりゃ一目瞭然。

研究者への道はまさにRPGのよう。
勇者は、そして賢者になる。光の国へいざ参らん。

そんな妄想に突入する今の私のレベルは、中途半端な遊び人だけどね。


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