大きな北国での小さな日常。

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Walk, Don't Run

この場所(=ブログ)を、私の人生における覚書と位置づけるのならば
何を書いても全くもって私の勝手なんだけろうけど、仮にも「www.」とついてる以上
どこの誰が覗いてるのかわからないという危険性もある。
だからどこまで書いていいのやら、私自身も正直悩むところではあるのだけど
書けるところまでまぁ、ぼちぼちと。

現在、うちの大ボスと某国研究機関とのコラボプロジェクトに関わっているというか
関わっていた。。。。なんてまだ過去形で断言出来ないのだけど、今後余程のどんでん返しがない限り
このままフェードアウトは間違いないと思う。

どうした? 何かやらかしたのか?
いいえ、違います。
おかしいことを「おかしい」と、声に出したらプロジェクトから外されました
(ある意味、やらかしたかも?)。

微に入り細に入った説明をするとこのスペースには納まりきらないので、敢えて結論だけを言えば

「周囲のアドバイスや反対に耳を貸さないプロジェクトに成功はない」ということ。

他国研究所とのコラボなんで、規模はそこそこ大きいのだけど
このプロジェクト。成功しないと思っている。
私だけじゃなくて、周囲全員が思っている。
その証拠に、ごり押しした結果故の問題点がほぼ毎日出てくる。
それもすぐに解決出来るレベルではなく、場合によっては解決に数ヶ月は要するものも。
なのに、未だに当事者達は必死でこのプロジェクトを進めている。
自分達は四面楚歌だということがわかっているのに、ここまで来たら意地でも。な境地なんだろう。

そんなくだらない意地のために、対象となるラットや薬剤類が毎日無駄に消費されていく。
色々と時間がないのは判る。先日の北米神経学会(Society for Neuroscience)で、ライバルラボが
同じトピックをほぼ同じテクニックで概要出してたらしいからね。なので焦っているのもよく判る。

だからといって、欠陥だらけのプロトコルに黙って従うべきだという理屈にはならない。
特にこのプロジェクトでの私の立場は、アシスタントではなくメイン施術者の1人だったから
会議の場でも積極的に自分の意見を言ってたし、そこそこ支持ももらっていた。
その時点で「無茶なプロジェクトだ」とは思ってたけど、それでも関わった以上は自分なりに
精一杯全うしようと本気で決めていた。

それが、である。

私が外されたことについて、周囲の人間全員が「よかったね」と労ってくれた。
この反応で、どれだけ状況が異常だったかを想像していただけると思う。
実際、私もホッとしている。そして当事者達は、私に会ってもあまり目を合わせてくれなくなった。

今回の件で気づいたことは、自分が思ってた以上に私という人間を信頼してくれる人が多かったこと。
全員が全員私の話に耳を傾けてくれ、そして私の立場を心配してくれた。
普段はあくまでも中立な立場を守っている人でさえもだ。
だから、私のやっていることは「間違ってない」という自信はついた。
しかし同時に「早くこの場を離れたい」という気持ちが強くなって来た。
以前からここでも、転職したいっぽいことは書いてはいたけれど
当時の自分が持ってるスキルが、果たして他所で通用するのか不安でしょうがなかった。
が、あれからほぼ一年。
その後、ちょっとした専門職的技術担当に任命され(だから今回の主要メンバーだった)
またそれが、本来私が希望していた分野に限りなく近かったお陰で
ラボ内でもなかなかな結果を出せるようになった。なので、この部分を全面的に押せば
「もしかしたら」という希望的観測を持てるようになってきた。

だから来年は本格的に転職活動をするつもりだ。
というか、うちのポスドク達は全員転職活動を始めている(これでラボの現状をお察しをば)
そして彼らは異口同音に
「カバーレターや履歴書などのチェックをしてあげる」
「別ラボの友人から情報があれば送ってあげる」
すでに異動決定のポスドク達に至っては
「新天地で(私のことを)話してあげるから履歴書は準備しておいてね」

ここまで心配してもらっているのか、私は。
ありがたい。
本当に感謝の言葉以外見つからない。

研究職に限らずどんな職種であれ、結局は「人との繋がり」が、何事をするにおいても
一番重要なファクターなんだと信じている。だからといって八方美人である必要はない。
「人類皆兄弟」なんて言葉、あれは真っ赤な嘘だ。今回の件で、言葉は悪いが
「私に取って大切か・そうでないか」という見切り基準がはっきりと見えた。
またその繋がりは、意外なところにも隠れてる可能性もあるということ。
だから人によって態度を変えるといった姑息な手段は、却って人との繋がりを切り刻むことになる。
見ている人は見ている。見てないようで本当に見ている。
だから「日々誠実であること」
結局、これが一番有効な人脈を作るツールなんだということ。

これらに気がつけたという意味では、例の当事者達は私にとって必要だったのだろう。
でももういいけどね。

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