大きな北国での小さな日常。

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オール・ジャパン。

WBC戦、日本代表が見事に世界一となりました。おめでとうございます♪
いつもならパパさんによる、アイスホッケー独占市場である我が家のテレビですが、今回は学校から戻るや否や

野球見るから(きっぱり)

と、予告先発した上での試合観戦。
放映時間10分前にはテレビの前に座っていたというのに、アメリカ局の都合とかなんとかでいつまで経っても中継ならず。

アメリカが負けたからか? アメリカが出ないからわざと中継しないのか?
あ?!(怒)

日本語でぶちぶちボヤきながら、つなぎ映像として流れていた大昔の陸上番組をしばらく観ていたものの(いつのどこの試合かわからんほど、ほんとに古い映像やった・・・・)
このままじゃ埒が明かないので、急遽お風呂タイムに変更。
一日の汗をさっぱり流したところで、試合開始となりました・・・・ってことは30分以上は待ったってことやな(再怒)

相手はキューバということで期待しすぎたせいか、前回の韓国戦に比べて間延びした試合展開のように感じて、4回終わった時点で「もう、いいや」と観るのを止めましたの。
きっと日本が勝つだろうと思ったし。
で、勉強に取り掛かったものの、やはり試合が気になってしょうがない。
もしこれが同じWBC戦でも「日本でテレビ観戦」だったら、翌日のスポーツ新聞のみの結果で満足だったと思う。
だけど「世界を相手に奮闘している日本チーム」が、一瞬、本当に一瞬だけだけど今の私の状況とダブってしまって「やっぱり観よう」という気持ちに。

ここにも何度か書いたけど、カナダに来て以来、クラスでただ一人の「日本代表」という立場を味わい続けている。
今はもう慣れたけど、最初の頃、特にESL時代の頃はそれはもうかなりキツかった。
ただ「日本語が話せない」というのではなく、周囲のクラスメート、それも中国人や韓国人生徒達との視線を毎日ビシビシと感じていた。
彼らのほとんどは素直でいい子達なんだけど、たまに吹っかけてくる輩もいる。「政治」や「戦争」のことをね。
そういう場合、たいていはサラリと流していたけど、一度、本当にしつこいくらいに「日本の政府は歴史を隠してる」だの絡んできた子がいたから、つい

謝ってほしいのなら、今ここで謝まるから、もう二度と日本車に乗らないでくれる?
あと、君が今使ってるそのシャープペンシル、日本人が開発したから。なので、それ止めて母国の鉛筆使って。


その子はもちろん、周囲の取り巻き達も「しーん」となった。以来、その手の話題で二度と絡んでこなくなったけど、我ながらあまりの大人気なさに情けなくなり
同時に「なんで日本政府の尻拭いをこっちが」という気分にもなった。

だけど授業は毎日あったから、当然彼らにも毎日会う。
彼らが持っている「日本人」というイメージをどうやったら変えられるのだろう?と考えていた・・・・というより、考えざるを得ない状況だった。それも一人で。

ん? そっか。私は彼らが初めて会う「本物の日本人」ってことか。
彼らは、私を通じて「日本を知る」のか。

だったら、あまり恥ずかしいことはしちゃいかんわなぁー。

このことに気づいて以降「きちんとした日本人」であることを意識して行動することにした。
例えば「遅刻しないなど、時間は守る」「頼まれたことは必ず答える」など、日本人云々以前の、人として当たり前のことが
どうも彼らの国ではあまり当たり前ではなかったらしい。
最初の「日本人」と聞くだけでぴりぴりしていた彼らの雰囲気が、少しずつ変わっていったと思う。
私自身も、自分のペースが出来上がっていたので、あまり彼らと接する機会もなくなっていったせいもあっただろう。
これも「一人日本人」だったから出来たことかもしれない。もしここに別の日本人がいれば、きっと「彼の言うことは一切無視!」の方向だったと思うから。

ESLクラスも残すところあとわずかになった頃、中国人生徒のほとんどから「大学では日本語クラスを受講する」と言われた時には、意外すぎてびっくりしてしまった。
またその理由が

中国で習った日本人と、貴方は全然違っていたから。だから、本当の日本ってどんなのかなぁって思って。

あの時、怒りに任せて日中戦争を仕掛けなくて良かった・・・・←本音。

もちろん、彼らの言葉はとても嬉しかった。やはり根は素直ないい子ばかりだ。

でも、この子達「口ばっかり」ってこともあるからなぁ・・・・←これも本音。

実際、彼らの中で本当に日本語クラスを受講したのは、例の「喧嘩吹っかけてきた子」とその友人の3人のみ。
また彼らとは今でも交流が続いてるんだから、何がどうなるかわからない。

「愛国心」というのはあまりないけれど、日本人としてのプライドはそこそこある。
WBCでも、国同士の軋轢があって少しだけの「遺恨」を残した部分もあったけど、日本が優勝したことによって前向きな印象を持った人もきっといると思う。
だって選手のみんなは、正々堂々と試合したもんね。

さぁ、次はワールド杯ですな。
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