大きな北国での小さな日常。

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桜の森の満開の下。

化学、最後の中間テストが無事終了。
「ここが出題されたら完全にアウト」な項目は幸いになかったものの「その次に出たらアウト」はバッチリでてしまった。
それが昨日「読めない~ぃ」と悶え苦しんでいた最後の3ページ。
「アデノシン三リン酸(Adenosine triphosphate)の合成反応(ATP Synthesis)とは?)」
要は、細かく分解された炭水化物が、ATPという酵素の力を借りて自家発電する→エネルギーとなる仕組について。
「F1モーター」という体内発電機の理解がこの問題の大きなキーとなるのですが、最後までそのポイントがつかめませんでしたことよ。今回は部分点狙いでいくとして、期末までなんとか頭に叩き込まねば。とほほ。

今週は雨の日が多く久々の湿気に充てられたことに加えて、先週からのサマータイム導入(1時間前倒し)で
睡眠サイクルがぐちゃぐちゃになってしまい、まるで時差ぼけのような調子の悪さが結局最後まで。
こういう時って、神経が変に過敏になってるせいか、些細なことですぐに凹んでしまう。
実家からお手紙が届いていたのですが、同封された両親の近影に愕然。

2人とも、こんなに爺ちゃん・婆ちゃん顔だったっけ・・・・

真ん中の妹はすでに子持ちなので、実際でもお爺ちゃん・お婆ちゃんだし、結構な歳の娘(=私)がいるわけだから
当然2人とも結構な歳なんだけど、当の私が「学生」という非常に浮世離れな世界の時間で今を生きているせいか
たまに送られる両親の写真を見る度に、容赦ない現実に大きな衝撃を受けてしまう。

小さい頃から何かする度に「ダメ出し」ばかりされていたせいか、私と両親、特に母親とは長い間、大きな確執があった。
大人になった今では、母親のそれは「周囲に気を使いすぎるくらい使うが故」の「ダメ出し」だったと理解できるのだけど
当時はそんなことがわかるはずもなく「所詮、私は何をどうやっても認めてもらうことはないんだろう」と、徐々に自分の殻を
固く深く閉ざしてしまうようになった。
「何を考えてるのかさっぱりわからない」と言われても「だってわからないようにしてるもの」と、内心ほくそえんでいたが
あまりに奥深く自分自身を埋め込んでしまったせいで、周囲のことが何も見えない、それでいて被害妄想甚だしい
自分勝手な人間となってしまい、妹達曰く「お姉ちゃんは人として酷すぎる」ことを、無意識に
しかし容赦なく幾度も2人にしてしまった。

だが、こうして自分のことを振り返り、両親に対して申し訳ない気持ちになっているのも
「お互いが物理的に離れているから」だとも思っている。
去年の夏、一時帰国した時もあいかわらず些細なことで、お互いが本気でイライラした日々もしょっちゅうだったし
また実家が大阪ではなく、2人がのんびり余生を過ごしたいからと、全く身も知らない他県に移ってしまったため
尚更未練なく「もう当分戻らないから」なんていう気持ちになったのも事実だ。

しかし。

「誰のためでもない、自分の人生だから」とはよく目にする言葉だし、私自身もそう思っていたけれど
自分の歩いてきた道をふと振り返ってみれば、あまりに何も残っていないことに呆然とする。

私が欲しかったものは、一体何だったんだろう。
この道の先に、私の欲しいモノは本当に見つかるんだろうか。

でも今、戻ってしまったら、それこそ一生後悔してしまうのは目に見えている。
「あんた達のせいよ」と、心の底から両親を恨む日がやってくる。まさに真の「負け犬」。それだけは絶対にイヤ。

いまだにちょっとしたことでこんな思いに捕らわれるのは、過去に私が両親に対してしでかした罰だと思う。
正直、痛い。そして苦しい。いつまでこの思いは続くんだろう。でも罰だから甘んじて受け入れるしかない。
因果応報とはきっとこのことだ。

両親の近影と一緒に、近所で写したという見事な桜並木の写真も入っていた。
桜の名所と言われているだけあって、押し寄せるような桜色の波は迫力のある美しさ。
そして両親の表情も、歳相応な穏やかな笑顔だった。

久々に春らしいのどかな気温のカナダに届いた一通のお手紙。


まさに、春は優しくて残酷。
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