大きな北国での小さな日常。

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知識はいくら増やしても荷物にならないらしい

カレンダーとスケジュール帳に書込まれている予定を眺めていたら
帰国日まで、自分が思ってた以上の時間がないかもしれない。いや、ない。

ということで、やっと本格的に片付けに着手。
それでもある程度の断捨離もどきは旅行前にやってたので
いつでも売れるようにと、コンピューターデスクの解体(IKEA製)と
ブーツなどの冬靴の手入れなどが本日メイン作業。
未だに雪がちらつく日があるけれど、それでも半日経てばほぼ完全に溶けるまでには
暖かくなってきたから、もうスニーカーで大丈夫だろうと見切り発車で一気に4足の靴を磨き上げ。
先週実家から衣類圧縮袋が届いたから、これらにコート類を入れて冬靴と一緒に船便で発送する予定。

衣類など生活用品は予定しているスーツケース個数(大中小合せて5つ)で
ほぼ入りきると思うのだけど、問題は書籍。それも今後も仕事で役に立ちそうな
百科事典のような分厚いこちらのテキスト。
ある程度はラボに寄付するつもりでも、それでも数冊は手元に残しておきたい。
私の場合、未だに基礎的な所も見直すことが多々あるし。

だけど重い。非常に重い。バイオ系の教科書はなぜこんなに重いのか。
一冊でこの重さなら、代わりに別の物をいくつか持って帰れるんじゃね?
いや、でも授業で最低一回は目を通してる訳だから新書よりも探しやすいんじゃね?

と、本棚を眺めてはどうするべきか思案中。
このご時世、Amazonなどで世界中どこからでもネットで買い物出来る訳だから
いっそのこと必要な時にネットショップしちゃおうかなと、日本のAmazonで
当該教科書の値段をチェックしたところ、中古品扱いで9500円。新品に至っては1万円以上する代物。

うーん。。。。
新居での生活が落ち着くまでは、なかなか厳しい出費かも。
でも当時もカナダドル換算で似たような値段だったし。

うーん。。。。

とりあえず結論はギリギリまで保留しとこ。

あの向こうのもっと向こう

気がつけば今頃になって今年最初の更新となってしまいました。
Twitterではぶちぶち呟いてるので、完全なる行方不明とは言えないのだけど
それでも随分とご無沙汰しておりました。

前置きはさておき、本日はこの場を借りてご報告を。

今月いっぱいで現職場を退職、そして6月から新しい場所にて働くことになりました。
その場所は「日本」でございます。
そうなんです。
留学生活を含め、約10年近くの年月を過ごしたこの国を離れて日本に戻る事になりました。

以前からここでも書いてたように「転職したーい」「辞めたーい」とボヤき続けながらも
なかなか動き出すタイミングが図れず「やっぱ、無理かも」と半ば諦めかけてたところに
「ラボテク募集中のラボがあるよ。日本だよ。やまざきのことを話したら、先方乗り気だよ」と
ひょんなことから話をもらったのが去年の冬休み帰国中の時。
せっかくなのでその流れに乗ってみたら、あっさりと、本当にあっさりと決まってしまいました。

確かに転職はしたかったけど「絶対に日本じゃないとイヤ!」といった強い気持ちではなかったというか
年齢的なハンデなどから、むしろ「日本じゃ仕事ないだろな」と選択肢から外しかけてた位で。
なのに、ところがところが。現実とは時として奇なりでございます。

ということで、この国での生活も1ヶ月を切りました。
そろそろ本格的に荷造りしなきゃなんだけど、先週はオタワ&トロント旅行へ行ったんで
部屋の片付けどころか、仕事の引継業務もまだ完全に終わってないという。
このままだと「飛ぶ鳥、あとは野となれ山となれ」な最終日を迎えそうな勢い。

あと日本での部屋も見つけないと。正直、転職が決まってからこれが一番の頭痛の種。
今度の職場は、外国人スタッフには最長1年間住める官舎が供給されるのですが
日本人スタッフは原則そこは使えない。その日本人が「日本以外の国」からやってきたとしてもダメ。
つまり、逆輸入扱いしてもらえなかった私は帰国早々、家探しに奔走されること決定。

ちなみに今度の職場は地元ではありません。
私のここ最近のつぶやき内容からお察し下さい。所謂そこではありませんが、事業部が違うってヤツです。
(だからこそ、あっさりと今回の話が決まったことに「私でいいのかい?」と軽くビビってもいるのですが)

この調子だと私の身バレも早いかなと思い、このブログを完全閉鎖する事も考えたものの
(以前にも書いたけど)「平凡ながらも日々の記録」というのは、自分の生きてきた証として
やはり残しておかないといけないんじゃないかなと。
究極に忙しかった去年の夏から年末にかけての記憶がほとんどないという現実が
今頃になってじわじわとボディーブローのように効き始めていて、いい年して未だ独り身よりも
実はこういう無味乾燥な時間を過ごしてしまうことの方が、よっぽど不幸かもしれないと。

なので、やはりここは細々とでも続けることにしました。
もし私の正体がわかっても、それはアナタだけのお楽しみにしておいて下さいな。

では本日はこの辺で♪

少し自己反省

ここ数ヶ月が異様な忙しさだったせいか、一段落つく度に体調不良になるというサイクルが
残念ながらついてしまった模様。体調不良といっても寝込むほどではないんだけど
なんとなく身体が怠いといった具合で。

実際、雪と気温のせいで日照時間が確実に少なくなっているため、倦怠感を感じてるのは周囲にも多い。
起床する時はアラームとタイマー設定したラジオを使ってるのだけど、そのラジオから流れる天気予報で
「今日の体感温度は−27℃です」と流れた日にゃ、そりゃ思わず布団から出たくなくなるよね。
てか、一度そのまま二度寝しちゃって2時間ほどワープしちゃったよね。
普通なら「ぎゃっ!」と青ざめるもんだけど、私ほどになるともう動揺すらしないよね。
そのまましれっと出勤するよね。そして「誰にも文句は言わせないオーラ」出しまくるよね。

とはいえ、本当に年々体力は落ちていくなー
毎年同じことを思ってるけど、今年はジム行く時間も気力もないくらい忙殺された日々だったし。
あと3度の食事がキチンと取れない日も多かった。それでも最初はレトルト系やらファーストフード系は
避けてるつもりだったけど、途中でもう割り切ってしまって外食が多い月もあったしね。

今年もあと一ヶ月とはいえ、もうすぐ来年。
まだ早いけど、この辺りをまずは今年の反省として挙げておこう。

そして旅の後半戦(画像あり。そして長め)

この翌日はバドワイザー本社ことアンハイザー・ブッシュ社でのビアマスターツアーに参加。
それも朝一番の時間にブッキングしたという、どんだけ試飲する気満々なんだというね。
えぇ、だからしっかり飲んできましたよ。

素直にタクシーで行けばいいものの、午前中ということで電車とバスを1時間かけて乗り継いで
挙げ句、降車バス停間違えたためにフリーウェイ入口から写した工場裏側(撮影後即走って渡った)↓


IMG_2263.jpg

そして20分後にやっと到着した表玄関↓

IMG_2266.jpg


試飲ツアー参加自体初めてなんで、どんな感じかな?と、すっかり遠足気分。
参加者はロビーに集まるのかと思いきや、まず応接室のような別室に案内された後
同じグループとなる参加者の自己紹介。

あら、こういうのって友達やご夫婦で参加するもんなのね。
単独参加、私だけだったよ。
それだけでも皆「ほぉー」だったのに、現在はカナダ在住だけど日本から来たよ。と言ったら
「なんで?」「どうして?」「職業は?」「何しにここ(セントルイス)へ来たの?!」等々
ちょっとした質問攻めにあったよ(苦笑)
アジア人女性が単独でビアマスターツアー参加。
確かに、不思議に思う人は思うわな。
ま、そんなこと気にしてたら一人旅なんて出来ないけどさ。

自己紹介の後は、コンダクターさんの声が聞こえるようにヘッドフォン&インカムに加えて
会社ロゴ入りのキャップ(これはお土産として頂いた)着用。
さらに工場見学ということで、ラボ用メガネもかけていざ出発。
世界トップの輸出量を誇るビール会社の工場の中は、当たり前とはいえ想像以上に広かった。
それもそのはず、工場内に厩があるんですのよ。
その昔、ビール樽を積んだ馬車を運んだクライズデール(Clydesdale)という品種の荷役馬が
場内で飼育されてるんですわ。

こんな感じ↓

IMG_2284.jpg

これは厩内↓

IMG_2286.jpg


そして一つの歴史建築としても見応えある建造物だらけ↓

IMG_2308.jpg


今回の旅行ほど、己のカメラ技術の低さに嘆いたことはなかったよ。

しかし各棟に入ればこんな具合↓

IMG_2344.jpg


このグラスもお土産として頂きました。
これは殺菌過程に入る前のビールだったかなぁ。
約2時間のツアー。びっちり歩いてビール工程もしっかり学んだ後、最初に集まった別室へ。

そして最後はもちろん↓

IMG_2346.jpg

冷蔵庫内のバドワイザー含む全商品が飲み放題。
おつまみのプレッツェルも食べ放題。結局、午前中だけで4杯飲んだ。。。。

そんなほろ酔い気分で向かった次の目的地は↓

IMG_2349.jpg

今年のワールドシリーズの舞台にもなったブッシュスタジアムで、セントルイスカージナルスの試合観戦。
さすが地元。客席ほぼ一面真っ赤っか。そして私の顔も真っ赤っか。。。。にはなってなかったけど
6杯目飲んですっかりほろ酔い。だから試合に対する野次やらツッコミも堂々の日本語でしたわ。
あはは、紛れもなく酔っぱらい。
当日の対戦相手はコロラドロッキーズで、スポンサーはクアーズ(Coors)というビール対戦でもありました。
この日の選抜投手は、ワールドシリーズでも開幕投手だったウェインライト投手。
見事完封で勝利しまして、盛り上がった試合でございましたよ。

あと、ダウンタウン駅のプラットホームで地図を眺めていたら、見知らぬおじさんが「どうしたの?」
状況次第では充分警戒してもおかしくないのだけど、さすがに朝7時から事件には巻込まれないだろうと
正直に「朝ご飯を頂ける場所を探してます」と話したところ
「ならばせっかくなんだから、ガイドブックに載ってないところを」と、教えてもらった場所が
Bank of America のビル内にあるカフェテリア。
それこそ学校内にあるような、一見何の変哲もない内装にちょっとびっくりしながらも
パンケーキをオーダー。注文とってくれたおばさんの笑顔がとても素敵で今度はそっちにびっくり。
焼き上がるまで厨房の様子を眺めてたんだけど、どうやら常連さん達が多いみたいで
誰かしらと楽しそうに喋ってるのね。
でも手はちゃんと動いていてテキパキとしながらも愛想もいいという、地元の食堂って感じ。
そうこうしてるうちにパンケーキ完成。
「シロップ、たくさんかけなさいね」と、これまた笑顔で言われた通りにひたひたにかけてから
一口ぱくり。そしてまたまたびっくり。
いままで食べたパンケーキの中でも、多分一番であろうふわふわとした食感。
口の中でとろけるパンケーキなんて初めて。うぉーっと、1人興奮しながら改めて店内を見渡してみる。
レジ前に積まれているリンゴやバナナ。
北米のカフェではよくある風景だけど、大抵はそのままなのにそのお店では一つずつラップ包装。
あら、珍しいと思ってさらによく見ると、建物そのものは古いんだけど清潔感溢れてる店内。
薄汚れた感が全くなし。また朝食時間だったからというのも差し引いても
ティーバックの束とかペーパーナプキンなども乱れてなかったし。
そしてあの愛想のよいおばさん。
こりゃ、一日元気に過ごせそうだなぁと思ったし、実際気持ちよくお店を後に出来たし。
いいところ教えてもらったなー。ありがとう、おじさん。と、偶然の出会いに感謝しつつ
The gate of Arch に行ったら、総合案内所ブースにそのおじさんが。
「あら、キミ知ってるよ!」と、指を指されてしまいましたとさ。
なんだ、観光協会の人だったのね。もちろん、お礼もちゃんと言いました。

他にも全米で一番広い公園ことフォレスト・パーク内にあるセントルイス美術館(無料)やら
園内をぷらぷらお散歩したりとか(広過ぎて途中で何度もバテた)のんびりまったりと
自分のペースで動けた旅でした。
とにかく「怖い」という印象は全くなし。
もちろん、そういう場所には行ってないしね(行く気もない。安全第一)
そして地方都市のせいか、観光地特有の過剰なフレンドリーさはなし。
でもこっちが引くほどの万遍すぎる笑みはないかわりに、誠実に丁寧に応対してくれたところが多くて
その程よい距離感が心地よい街でしたわ。

うん、また行きたい。

Walk, Don't Run

この場所(=ブログ)を、私の人生における覚書と位置づけるのならば
何を書いても全くもって私の勝手なんだけろうけど、仮にも「www.」とついてる以上
どこの誰が覗いてるのかわからないという危険性もある。
だからどこまで書いていいのやら、私自身も正直悩むところではあるのだけど
書けるところまでまぁ、ぼちぼちと。

現在、うちの大ボスと某国研究機関とのコラボプロジェクトに関わっているというか
関わっていた。。。。なんてまだ過去形で断言出来ないのだけど、今後余程のどんでん返しがない限り
このままフェードアウトは間違いないと思う。

どうした? 何かやらかしたのか?
いいえ、違います。
おかしいことを「おかしい」と、声に出したらプロジェクトから外されました
(ある意味、やらかしたかも?)。

微に入り細に入った説明をするとこのスペースには納まりきらないので、敢えて結論だけを言えば

「周囲のアドバイスや反対に耳を貸さないプロジェクトに成功はない」ということ。

他国研究所とのコラボなんで、規模はそこそこ大きいのだけど
このプロジェクト。成功しないと思っている。
私だけじゃなくて、周囲全員が思っている。
その証拠に、ごり押しした結果故の問題点がほぼ毎日出てくる。
それもすぐに解決出来るレベルではなく、場合によっては解決に数ヶ月は要するものも。
なのに、未だに当事者達は必死でこのプロジェクトを進めている。
自分達は四面楚歌だということがわかっているのに、ここまで来たら意地でも。な境地なんだろう。

そんなくだらない意地のために、対象となるラットや薬剤類が毎日無駄に消費されていく。
色々と時間がないのは判る。先日の北米神経学会(Society for Neuroscience)で、ライバルラボが
同じトピックをほぼ同じテクニックで概要出してたらしいからね。なので焦っているのもよく判る。

だからといって、欠陥だらけのプロトコルに黙って従うべきだという理屈にはならない。
特にこのプロジェクトでの私の立場は、アシスタントではなくメイン施術者の1人だったから
会議の場でも積極的に自分の意見を言ってたし、そこそこ支持ももらっていた。
その時点で「無茶なプロジェクトだ」とは思ってたけど、それでも関わった以上は自分なりに
精一杯全うしようと本気で決めていた。

それが、である。

私が外されたことについて、周囲の人間全員が「よかったね」と労ってくれた。
この反応で、どれだけ状況が異常だったかを想像していただけると思う。
実際、私もホッとしている。そして当事者達は、私に会ってもあまり目を合わせてくれなくなった。

今回の件で気づいたことは、自分が思ってた以上に私という人間を信頼してくれる人が多かったこと。
全員が全員私の話に耳を傾けてくれ、そして私の立場を心配してくれた。
普段はあくまでも中立な立場を守っている人でさえもだ。
だから、私のやっていることは「間違ってない」という自信はついた。
しかし同時に「早くこの場を離れたい」という気持ちが強くなって来た。
以前からここでも、転職したいっぽいことは書いてはいたけれど
当時の自分が持ってるスキルが、果たして他所で通用するのか不安でしょうがなかった。
が、あれからほぼ一年。
その後、ちょっとした専門職的技術担当に任命され(だから今回の主要メンバーだった)
またそれが、本来私が希望していた分野に限りなく近かったお陰で
ラボ内でもなかなかな結果を出せるようになった。なので、この部分を全面的に押せば
「もしかしたら」という希望的観測を持てるようになってきた。

だから来年は本格的に転職活動をするつもりだ。
というか、うちのポスドク達は全員転職活動を始めている(これでラボの現状をお察しをば)
そして彼らは異口同音に
「カバーレターや履歴書などのチェックをしてあげる」
「別ラボの友人から情報があれば送ってあげる」
すでに異動決定のポスドク達に至っては
「新天地で(私のことを)話してあげるから履歴書は準備しておいてね」

ここまで心配してもらっているのか、私は。
ありがたい。
本当に感謝の言葉以外見つからない。

研究職に限らずどんな職種であれ、結局は「人との繋がり」が、何事をするにおいても
一番重要なファクターなんだと信じている。だからといって八方美人である必要はない。
「人類皆兄弟」なんて言葉、あれは真っ赤な嘘だ。今回の件で、言葉は悪いが
「私に取って大切か・そうでないか」という見切り基準がはっきりと見えた。
またその繋がりは、意外なところにも隠れてる可能性もあるということ。
だから人によって態度を変えるといった姑息な手段は、却って人との繋がりを切り刻むことになる。
見ている人は見ている。見てないようで本当に見ている。
だから「日々誠実であること」
結局、これが一番有効な人脈を作るツールなんだということ。

これらに気がつけたという意味では、例の当事者達は私にとって必要だったのだろう。
でももういいけどね。

プロフィール

やまざき

Author:やまざき
萌えに意味なんてなくてOK

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